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大学創立50周年、創部5年目の東京国際大学が9位に入り初めての本大会出場権を獲得しました。
個人3位の留学生スタンレイのほか、3人の日本人選手が100位以内に入って順位を押し上げました。

1人だけ58分台の走破タイムを記録したキトニーを擁する日本大学がトップで、1時間を切った選手がいないながらも10人が100位以内に入った帝京大学が2位で、3人が1時間を切った日本体育大学が3位で本選出場を決めました。
順天堂大学・神奈川大学・拓殖大学と続き、7位通過は法政大学。チームトップ(個人12位)の足羽(3年)が1時間を切ったほか、5人が100位以内に入り、2年ぶりの箱根路復帰となりました。

中央大学が8位通過で87回連続出場を決め、最後の1枠となる10位には8年連続出場となる上武大学が滑り込みました。予選落ちとなった11位国士舘大学との差はわずか10秒でした。
前回出場校では國學院大學が13位、創価大学が14位で連続出場を逃しました。

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往路で2位に4分59秒差をつけた青山学院大学が、その勢いを駆って復路でもリードを広げ、見事初めての総合優勝。最終的に2位との差は10分50秒、そして総合タイムは史上初めて10時間50分を切る10時間49分27秒でした。おめでとうございます。
なお、復路は7区~9区で3区間連続区間賞(7区・9区は区間記録まで数秒)、6区・10区で区間2位(10区は区間賞と2秒差)とほぼ完璧な内容で復路優勝も獲得。
MVP(金栗四三杯)は5区区間賞の神野が選ばれました。
来年も神野を含む優勝メンバー8人が残るため、連覇も大いに期待できます。
5区であわや途中棄権のピンチに見舞われた駒澤大学でしたが、復路での強さは今回も発揮され、区間賞はとれなかったものの区間順位は3-2-2-3-8で総合順位を2位まで上げました。
作戦そのものは悪くなかっただけに、4年生が卒業する分来季の強化と有力新人獲得が上手くいけば次回も優勝候補の筆頭になるでしょう。
ディフェンディングチャンピオン東洋大学と往路2位の明治大学は青学の追撃どころか駒大との2位争いにも敗れ、東洋大が3位、明大が4位。東洋大の3位以下は柏原入学前の2008年(10位)以来。
往路6位の早稲田大学は一時4位まで順位を上げ、復路成績は青学・駒大に次ぐ3位だったものの最終的には明大に再逆転されて5位。
シード権争いは往路7位の東海大学が芦ノ湖で3秒後にスタートした繰り上げ一斉スタート組に取り込まれ、その後往路6位の中央学院大学も巻き込まれて5つの枠を巡っての戦いとなりました。
見た目の走行順は目まぐるしく変わりましたが、時差スタート組の東海大(6位)と中央学院(8位)はシード圏内を維持して予選会組からシード権を獲得、芦ノ湖一斉スタート組からも城西大学(往路8位→7位)と大東文化大学(往路9位→10位)はシード圏内で大手町のゴールに到達し、城西大は予選会組からのシード権獲得となりました。
復路でシード圏内/圏外の入れ替えがあったのは中央大学(往路10位→19位)と山梨学院大学(往路13位→9位)。
6区で8位に浮上し、10区途中までシード圏内をキープしていた中大でしたが、アンカー多田が膝の炎症で失速。途中棄権だけは免れたものの、次回で87回連続90回目の出場を果たすにはまた過酷な予選会を通過しなければならなくなりました。
一方、オムワンバを欠き往路2区まで最下位、往路終了時点でシードのボーダーライン(10位中大)に3分28秒のビハインドがあった山梨学院ですが、区間順位5-12-4で戸塚中継所(8区→9区)時点ではボーダーライン(10位大東大)まで16秒差に迫りました。9区で52秒差まで離されたものの、アンカー兼子の区間3位の好走で大東大と中大を抜き、初めて留学生抜きでのシード権獲得(山梨学院も予選会組からのシード獲得)となりました。また、復路のみの成績では有力校の一角を崩す5位と健闘しました。
結局中大の失速でシード権を「拾う」形で守ったのは大東大でした。
上記の通り4校が予選会からの出場でシード権を獲得しましたが、入れ替わりにシード権を失ったのは帝京大学(11位)・日本大学(13位)・日本体育大学(15位)・拓殖大学(16位)。
往路16位と出遅れた帝京大は復路9位(9区6位・10区4位)で追い上げるもボーダーライン(10位大東大)に2分15秒及ばず。
日大は小田原中継所(6区→7区)時点での11位が最高。7区・8区で遅れが大きく拡大すると9区の生麦で青学との(見た目の)差が20分を超えました。鶴見中継所(9区→10区)ではアンカーが見えていながら24秒間に合わず、無念の繰り上げスタート。
シード権争いも絶望な往路17位の日体大は6区で2年生秋山が区間4位の好走を見せたのが唯一の収穫でしょうか。
往路終了時点でシードのボーダーライン(10位中大)に対するビハインドがわずか11秒だった拓大ですが、区間順位20-20-18でシード争いから脱落。さらには8区遊行寺坂時点で青学との(見た目の)差が20分を超え、戸塚中継所で関東学生連合(オープン参加)とともに繰り上げスタートの屈辱も味わいました。
鶴見中継所では前述の日大のほか拓大・学生連合・神奈川大学(17位)・創価大学(20位)の4チームも繰り上げスタートを行っております。
学生連合は6区でいきなり拓大よりも2分遅れ、平塚中継所(7区→8区)時点での青学との(見た目の)差が18分33秒。8区遊行寺坂時点で拓大よりも前に出たものの20分オーバー。9区の東京工業大学・松井は中継所でタスキを受けることも渡すこともできませんでした。
往路14位の神大は戸塚中継所時点で青学との(見た目の)差が16分45秒。後ろには拓大・学生連合・創価大のほか大東大・國學院大學(14位)もいましたが、大東大の9区池田が区間7位、國學院の9区廣川が区間5位の好走で(大東大は残り1分5秒、國學院は残り42秒で)繰り上げを免れたのに対し、神大の9区井上は区間賞の青学・藤川に6分近く遅れる区間最下位。日大と同じく生麦で青学と20分以上差がつき万事休す。
初出場の創価大は戸塚中継所では残り1分4秒で何とかリレーを成功させ、繰り上げ襷着用の屈辱だけは免れましたが、9区権太坂で20分オーバー。本選初出場の次の「現実的な」目標は途中繰り上げの回避でしょう。
予選会を勝ち上がってシード権獲得を目指した10校のうち、順天堂大学(12位)・國學院・神大・上武大学(18位)・中大・創価大はシード獲得ならず。
往路15位の順大は8区で1年生栃木が中央学院の山本と接触して転倒、1分以上ロスするアクシデントに見舞われました。7・9・10区が区間1ケタ順位だっただけに惜しまれます。
往路18位の上武大は戸塚中継所時点で青学との(見た目の)差が16分35秒。神大同様の繰り上げの恐れもありましたが、残り53秒で鶴見中継所でのリレーを成功させ、途中繰り上げだけは免れました。

オリンピックイヤーの2016年1月2日・3日に行われる次回(第92回)、創価大学に続く初出場校が現れるのか、青学の連覇はあるのか、駒大・東洋大・明大の復権はあるのかなど、今から楽しみです。

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昨年11月の全日本大学駅伝を制した駒澤大学をほとんどのスポーツメディアが総合優勝の本命に推していた第91回の箱根駅伝。2区で区間賞こそ譲ったものの、小田原中継所(4区→5区)までの展開と駒大5区馬場の実績からして、「駒大の往路優勝→復路優勝も含めての完全優勝は濃厚、もし新たな山のスペシャリストに首位を明け渡しても少差にとどめ、得意の復路で再逆転して総合優勝するだろう」と思っていましたが、5区には今回もドラマ、そして残酷な明暗が待っていました。
戦前は明治大学と同等の評価を受け、4区まででもほとんどの道のりで明大とデッドヒートを繰り広げていた青山学院大学が4区田村の区間新記録の走りで勢いに乗ったか、田村からタスキを受けた神野の快走で10キロ過ぎに駒大の馬場を抜き、そのまま後続との差を広げて念願の往路初優勝。神野の5区走破タイム1時間16分15秒はコース変更前の区間記録だった柏原竜二(当時東洋大学4年)の1時間16分39秒を上回るものでした。
青学は2位に4分59秒差をつけ、復路でよほどのアクシデントでもない限り初の総合優勝も濃厚です。
明大は5区で文元が青学の神野に置いて行かれたものの、駒大馬場を交わして2位で往路フィニッシュ。
ディフェンディングチャンピオン東洋大は2区服部勇馬の区間賞の走りで一時首位に立ったものの、それ以外の4人がいまいちで青学と6分49秒差の3位。
小田原まで順調に近かった駒大は馬場が青学・神野、明大・文元に抜かれた後低体温症と思われるアクシデントで失速。東洋大の五郎谷にも抜かれましたが、何とか青学と7分25秒差の4位でゴール。
明大・東洋大・駒大の逆転総合優勝は非常に厳しいですが、復路優勝を含め少しでもいい記録を残すため復路の選手は諦めずに全力を尽くしてほしいです。
5位中央学院大学(8分28秒差)・6位早稲田大学(9分4秒差)・7位東海大学(9分57秒差)は青学との差が10分以内のため明日の復路6区は時差スタートですが、8位城西大学以下13校+関東学生連合は青学の6区走者がスタートしてから10分後に繰り上げ一斉スタートとなります。
東海大と一斉スタート組の時間差が3秒しかないため、7位以下の(見た目ではない)実際の順位とシード圏内/圏外が非常にわかりづらくなりそうです。
一応往路終了時点でのシード圏内ボーダーラインとなる10位は中央大学。11秒差の11位が拓殖大学、5区キトニーの区間2位の好走で追い上げた日本大学が2分4秒差の12位、山梨学院大学はオムワンバの故障欠場の穴が大きく中大と3分28秒差の13位。14位神奈川大学(3分44秒差)・15位順天堂大学(3分53秒差)・16位帝京大学(3分53秒差)までがシード権争いに加われそうでしょうか。
一斉スタート組にとってはシード権争い以外にも、鶴見中継所(9区→10区)まででトップとの差を20分以内に抑える(=繰り上げスタートを回避する)ことも重要です。
(特殊区間である5区を除いた)4区までで青学と10分以上差をつけられた日大・18位上武大学・19位國學院大學・20位創価大学は鶴見での繰り上げを覚悟しないといけないかもしれません。
なお、17位日本体育大学は4区までの青学との差が8分46秒、シード権ボーダーの中大との差は6分23秒。
第91回箱根駅伝・復路は明日1月3日午前8時スタートです。

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前回の記事が「10月の話題1」で、2以降がないまま大晦日を迎えてしまいました。

第91回箱根駅伝を2日後に控えていることもあり、まずは2014年シーズンの大学駅伝から。
出雲駅伝は台風の影響で史上初の中止。次回以降は代替日程などの備えが必要でしょう。
なお、出雲駅伝の中止に関して、「体育の日は晴れの特異日なのに」というコメントが散見されましたが、それは正確ではありません。
あくまで晴れの特異日は10月10日で、体育の日が10月10日に固定されていた時代ならイコールですが、ハッピーマンデーなる制度で10月第2月曜日に変えられてしまった体育の日では必ずしも当てはまるものではありません。

全日本大学駅伝に先立ち、立川市で行われた箱根駅伝の予選会では、創価大学が10位に滑り込んで本選初出場の権利を取った以外はほぼ順当な結果。一部では連続出場が途切れることを危惧されていた中央大学も無事予選を通過し、連続出場記録を伸ばすこととなりました。
なお、私の母校・法政大学はやはり予選落ち。総合順位は12位ですがタイムではボーダーの創価大と2分50秒もの差をつけられ、そして11位の東京農業大学までは必ず61分以内でゴールした選手が(少なくとも2人以上)いるのに(13位の東京国際大学も2人、14位平成国際大学から18位流通経済大学と20位亜細亜大学は1人いる)、法政大学は1人もいません。
1時間を切れるエース級もいない、60分台で集団走を引っ張れる人もいない、法政大学が頼りにしてきた昨年までのインカレポイントもすでにない、では予選敗退は必定。大学報を見ると、スポーツの成績が芳しくないとの苦言があっても抜本的な対策をするつもりはないようで、法政大学の襷を箱根路で見られる機会はしばらくないでしょうね。
(※さらに、予選敗退校から選抜された選手で形成する「関東学生連合」チームに1人入ったものの、区間エントリーで補欠に回されました。「関東学生連合」チームは89回大会までの「関東学連選抜」と違い総合順位はつかないオープン参加のため、大学チームのように「有力選手をあえて補欠に回して当日の状況に応じてエントリー変更を行う」作戦も必要ありません。これまでは大学として出場を逃しても「関東学連選抜」の一員として法政大学のユニフォームを着た選手を見ることができましたが、今回はそれもなさそうです。)

全日本大学駅伝は前評判通り駒澤大学が優勝。大会当日は鳥取県へ旅行中のためテレビで見られませんでしたが、公式サイトで結果を見た限りでは箱根駅伝でも駒大の優位は揺るがず、全日本2位~4位の明大・青学大・東洋大がそれに次ぐものの、5区・6区でアドバンテージを築けなければ
逆転は難しいでしょうね。

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日本テレビWebサイトの記録速報ページ
読売新聞Webサイトの特集ページ

東洋大学が2位駒澤大学との差をさらに広げ、11時間を切る現コース歴代2位の総合タイムで2年ぶり4回目の総合優勝。復路でも3区間で区間賞を取り、復路記録を更新しました。
駒大も総合タイムは11時間を切りましたが、3冠を逃しました。
3位には10区での早稲田大学との競り合いを制した日本体育大学、競り負けた早大は4位でした。
5位は過去最高順位タイの青山学院大学、6位明治大学までは(往路終了時点でトップと10分差以上ついたことによる)復路一斉スタート組に抜かれることなく見た目の順位のままフィニッシュしました。
7番目にゴールしたのは帝京大学。復路のみでは総合上位4校に次ぐ5位の好成績で総合8位に入り、一斉スタート組では唯一10位以内に入り、シード権を保持しました。
一方、(往路終了時点でトップと10分差以内だった)復路時差スタート組では東海大学が9区でシード圏外に転落し、鶴見中継所(9区→10区)での繰り上げスタートを経て大手町のゴールには最後の到着、総合成績は13位でシード権獲得はなりませんでした。
復路一斉スタート組に先行されながら総合成績で10位以内に入りシード権を確保したのは7位日本大学、9位拓殖大学、10位大東文化大学で、いずれも予選会からの参加でシード権獲得となりました。逆に、大手町に10番目以内でゴールし(復路成績は10位以内)ながら繰り上げ時間分を挽回できずシード権を逃したのは中央学院大学(総合12位/復路8位)、順天堂大学(総合16位/復路9位)でした。また、昨日の2区で途中棄権した山梨学院大学は参考記録ながら中央学院から1秒遅れの9番目でゴールに到達しました。
往路と同様、首位争いのレベルが著しく高いため下位のチームはトップとの差がかなり開き、平塚中継所(7区→8区)では(最後尾の国士舘大学が繰り上げ目安の1分13秒前でリレーしたため)繰り上げスタートこそなかったものの繰り上げ襷の準備をする声がテレビ中継で聞こえました。
そして戸塚中継所(8区→9区)では3校が一旦繰り上げ襷の準備。専修大学はもつれながらも残り7秒でリレーを行い、往路(2区→3区)に続いて2度、戸塚での繰り上げスタートを残り数秒で回避しました。しかし、国士舘大学は遊行寺坂の計測ポイントで、上武大学は影取の計測ポイントでトップと20分以上差がついており、万事休す。2校の8区走者が戸塚中継所に到達したのは、繰り上げスタート(国士舘は往路戸塚と合わせて2度目)が行われてから90秒余り後でした。
鶴見中継所(9区→10区)では上記2校を含む7校が繰り上げスタートの屈辱を味わうことになってしまいました。専大は2度繰り上げスタートをすんでのところで回避しましたが、3度は成らず。國學院大學、東海大は9区走者が中継所の直線に入っていながらタイムアップ、目の前でアンカーの繰り上げスタートを見ることになってしまいました。テレビ中継によれば國學院は初めての中継所での繰り上げスタートだったそうです。城西大学は生麦の計測ポイントで、神奈川大学は権太坂の計測ポイントでトップと20分以上差がついており、ここで無念の繰り上げ。なお、大東大は一度繰り上げの準備をしたものの残り42秒で無事リレーを行いました。
わが母校・法政大学は復路5区間ずっとシード権争いをしつづけ、計測ポイントごとに順位が上がったり下がったりでしたが、最後は10位と50秒差の11位でシード落ちとなりました。スポーツナビのこの記事でOBの徳本が語った通り、西池は怪我か体調不良でもあったのか復路でも起用されず。6区・8区が区間7位とまずまずの走りでしたが9区・10区の4年生(ともに法政二高出身)が区間順位2ケタ。10区途中・蒲田の計測ポイント時点ではボーダーライン(10位)の帝京に43秒差、11位の大東大に1分1秒差をつけて8位にいたのに、その後復路時差スタート組の日大・大東大と一斉スタート組で見た目ではずっと先を走っていた帝京に抜かれ、シード圏外に転落。大手町には17番目でゴール、復路成績は14位でした。次回本選出場のためはレベルの高い予選会を通過しなければなりませんが、今まで頼りにしてきたインカレポイントによるアドバンテージはもうありません。これからの9か月間で相当強化しないと予選会の通過・3年連続76回目の本選出場は極めて厳しいでしょう。

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日本テレビWebサイトの記録速報ページ
読売新聞Webサイトの特集ページ

東洋大学が2年ぶりの往路制覇。3区・5区で設楽兄弟が区間賞を獲得し、往路の総合タイムも一昨年の総合優勝時に次ぐ記録でした。学生駅伝の2位続きをストップして総合優勝を遂げることができるでしょうか。
駒澤大学は往路優勝こそ逃したものの59秒差の2位。得意とする復路には主力の一人である窪田忍を残しているだけに、逆転総合優勝・3冠達成の可能性は十分あります。
3位の早稲田大学は1区の大迫が5位に終わり、2区高田が区間賞を取ったものの往路終了時点でトップと5分以上の差がついており、前の2校にアクシデントでもない限り逆転は難しそうです。
前回総合優勝の日本体育大学は1区で区間賞、5区服部が1秒差の区間2位と健闘したものの2区~4区が区間2ケタ順位で結局往路4位に終わり、総合連覇は絶望的。
5位以下は青山学院大学、拓殖大学、明治大学、大東文化大学、東海大学と続き、シード権争いのボーダーラインとなる往路10位は日本大学でした。
拓大は2区の留学生ダンカン・モゼの10人抜きで7位に上がると、3区でも1つ順位を上げるなど、留学生だけではなく日本人選手もまずまずの走りで芦ノ湖には6番目に到達。復路でシード圏内を守り切れるでしょうか。
日大は小田原中継所に8位で来たものの、5区の留学生キトニーが期待通りの走りをできず10位。
トップとのタイム差はぎりぎり時差スタートの9分59秒でした。
ボーダーラインの日大から遅れること34秒、11位にわが母校・法政大学。
ごぼう抜きシーン以外テレビに映る機会のほとんどない中位で推移し、5区の区間賞候補として期待された関口も区間6位・3人抜きにとどまりました。補欠に入っている主力の西池が復路で起用されて実力を発揮できれば連続シード権もとれそうですが・・・。
11位の法大以下は日大から1秒遅れの8時10分ちょうどに一斉繰り上げスタートとなるため、久しぶりに見た目だけではわかりにくいシード権争いになりそうです。
なお、今年は芦ノ湖の往路ゴールに「23人が無事到達」しましたが、2区で山梨学院大学の留学生エノック・オムワンバの疲労骨折による途中棄権と国士舘大学の(トップの通過から10分経過による)戸塚中継所での繰り上げスタートがありました。
オムワンバは5km余りで(鶴見中継所での16位から11位に)5つ順位を上げていましたが、9km過ぎで失速。(日本テレビの中継での距離表示では)9.65km地点で競技運営委員が競技中止を告げる赤旗を振りました。第78回大会(2002年)の法大・徳本に次いで2番目にスタートから近い位置での途中棄権となってしまいました。
また、国士舘大学は鶴見中継所時点ですでにトップと7分34秒差をつけられており、権太坂の計測ポイントでの差は10分を越えていました。高レベルの上位争いが行われている中でビハインドを縮められるはずもなく、残念ながら襷が戸塚中継所に運ばれる2分10秒前に、オープン参加となった山梨学院大学とともに3区のランナーの繰り上げスタートが行われてしまいました。一方、神奈川大学は繰り上げ襷をかけることなく残り35秒で、専修大学は一旦繰り上げ襷をかけたものの残りわずか7秒でタスキリレーが成立、繰り上げを免れました。

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総合記録(YOMIURI ONLINE)

昨日26年ぶりの往路優勝を遂げた日本体育大学が6区区間7位、7区~10区は区間2位という安定した走りで復路では一度もトップを譲らず(復路だけのタイムでも2位)、1983年以来30年ぶり10度目の総合優勝を果たしました。選手、監督や「強い日体大の再来」を待ち望んでいたOBの方々、おめでとうございます。
日本テレビの中継でも言われていましたが、往路優勝原動力となったメンバーは全員来年度もチームに残るので、次回も順調にいけば優勝候補の一角に挙げられるのは間違いないでしょう。
なお、最優秀選手(金栗杯)は5区区間賞の服部が獲得しました。

往路3位から逆転での総合2連覇を狙っていた東洋大学は6区の序盤に早稲田大学をかわして2位に上がったものの、7区以降は日体大に徐々に離され、最終的には5分弱の差をつけられての2位(復路4位)に終わりました。山登りのスペシャリスト・柏原の卒業に続いて6区山下りを4年間務めた市川も今回限りで卒業するため、次回に向けては5区・6区要員をどうするかが課題になりそうです。

3位には往路9位から追い上げた駒澤大学が入りました。6区・9区・10区で区間賞を取り、日体大に1分差をつけて9度目の復路優勝を果たしています。戦前往路重視と言われながらも、往路での出遅れを復路でカバーできる層の厚さはさすがです。

往路7位から6・8・10区での区間3位の好走で順位を上げた帝京大学が4位(復路3位)に入り、予選会2位から5年ぶりのシード権獲得。往路2位だった早稲田大学は6区で2つ順位を下げると9区で駒大に抜かれ、明治大学のブレーキで4位に復帰するも10区で帝京大に追いつかれると、ゴール前のスプリント勝負で後れを取り5位(復路8位)でフィニッシュしました。
往路8位の順天堂大学は9区で法政大学、10区で明大を抜いて総合6位(復路7位)。往路4位の明大は6区で早大をかわすと8区では一時的に東洋大の前に出て2位まで上がりましたが、9区終盤でブレーキを起こして6位に後退すると、10区もその流れを引きずったか、順天堂大に抜かれて最終結果は7位(復路13位)に終わりました。
往路9位の青山学院大学は8区で大学史上2つ目の区間賞を獲得したものの総合順位は上がらず、10区に起用されたエース出岐も9区で抜いた法大に一時抜き返されるなど精彩を欠き、結局8位(復路9位)で大会を終えました。

そして往路5位だったわが母校・法政大学ですが、復路の見せ場は10区で高梨が一時的に青学大・出岐の前に出たくらいで復路のみの成績では15位だったものの、往路で築いた貯金のおかげでシード圏内を保ったまま9位で大手町のゴールテープを切りました。2006年の第82回で7位となって以来、実に7年ぶりのシード権獲得です!往路で好走した3人はいずれも2年生であと2回チャンスがあるので、彼らを中心に次回はシード権の維持と今回以上の順位を期待したいです。

シード権を獲得した最後の1校は、往路を13位で終えていた中央学院大学でした。復路だけなら東洋大に次ぐ5位の好成績で大東文化大学・山梨学院大学・関東学連選抜を抜いてシード圏内に滑り込み、4年前に5位に入って以来のシード権獲得となりました。
予選会からの出場組では日体大・帝京大・法大・中央学院大の4校がシード権を獲得した一方で、シードでの出場組の中で往路5区で途中棄権した城西大学(前回6位)・中央大学(前回8位)のほか山梨学院大学(前回9位)・國學院大學(前回10位)がシード権を失いました。
中大は28回続いた連続シードが途切れてしまい、過酷な予選会に回ることになりましたが、6区を区間3位相当のタイムで走った代田は3年生、8区を青学大・高橋より36秒早いタイムで走り「幻の区間賞」となった永井は2年生。彼らを中心にしたチームで予選会を突破して連続出場記録を伸ばし、次回で記録に残る走りを見せられるか。
往路11位の山梨学院大は6区で2つ順位を落とし、9区区間4位・10区区間5位の好走で1つずつ順位を上げるもボーダーラインの中央学院大に50秒及びませんでした(復路成績も11位)。
往路終了時点で10位、このままいけばシード枠が1つ減ってその分次回の予選会からの出場枠を1増やせた学連選抜でしたが、8区で中央学院大にかわされてシード圏外に落ちるとそれ以後再び浮上することなく、最後の舞台となるかもしれない大会の総合成績は13位(復路17位)でした。2003年の79回大会から(80回記念大会の「日本学連選抜」を含めて)11回編成され、シード圏内に入って予選会からの出場枠を増やしたことは2度ありました。ひとまず役割を終えた学連選抜チーム、またいつか再結成されることはあるのでしょうか。

次回は90回記念大会です。85回記念大会の時は本大会出場枠が3増やされましたが、次回で増枠や関東以外からの招待等を行うかどうかは現時点で決まっていません(決まっているのは学連選抜の取りやめに伴う出場枠1増のみ)。

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東洋大学と駒澤大学の2強対決という前評判を覆し、古豪・日本体育大学が5区の途中でトップに立ち、早稲田大学を競り落として26年ぶりの往路優勝を果たしました。5人とも区間順位1ケタで安定した走りができたことが勝因でしょう。
2位の早稲田大学は1区での出遅れを2区以降で徐々に挽回したものの、最後は5区でいったん追いついた日体大に突き放され、2分35秒差で往路フィニッシュ。
3位の東洋大学は3区までの箱根駅伝経験者が好走して後続に2分41秒差をつけたものの、4区・5区の箱根未経験者が区間2ケタに終わってトップから陥落、往路5連覇はなりませんでした。フィニッシュ時のトップとの差は2分39秒。
4位の明治大学は1区がトップとそれほど差のない2位だったものの、2区でトップ争いから脱落、結局日体大とは4分22秒差で芦ノ湖に到着しました。
タイム差と残っているメンバーを考えると、復路で総合優勝を争うは以上の4校にばりそうです。

日体大から5分24秒差、5番目で芦ノ湖の往路ゴールに到達したのは、なんとわが母校・法政大学でした!
チーム内で持ちタイムが最もいい1区西池が区間3位で見せ場を作ったが、2区で順位を大きく下げ、その時点では「あとは定点と中継所でしか映らないだろうな」と思っていました。
ところが、16位でタスキを受けた4区黒山が区間3位の好走で順位を3つ上げ、続く5区関口が日体大の服部に次ぐ区間2位の走りで8人を抜き、9年ぶりに1ケタ順位での往路フィニッシュを果たしました!
上位4校に比べると戦力で劣るのは否めず、総合優勝は望むべくもないですが、次の年につなげるためにも最低限シード獲得、できれば1つでも上の順位を取ってほしいです。

有力校の1つに数えられていた青山学院大学は1区の大きな出遅れ、4区の区間2ケタ順位が響いて6位。日体大との6分余りの差はエース・出岐を残しているといっても覆すのは至難の業でしょう。
「2強」と目されていた駒澤大学は2区窪田と5区村山が今一つ。3区中村が一時2位まで押し上げ、ついに2強直接対決かと期待させたが、4区湯地が大きく順位を下げて優勝争いから脱落、トップと7分弱の差で9位に終わりました。シード権争いのボーダーラインとなる10位との差はわずか40秒。まさかのシード落ちの可能性もないとは言えません。
ボーダーライン上の10位は、今回が最後になるかもしれない学連選抜。メンバー個々の実力は高い選抜チームが予選会からの出場枠1増加という最後の置き土産を残せるか。

学連選抜と17秒差の11位は山梨学院大学。2区の1年生オムワンバの12人抜きなどで小田原までは5位できていたが、山登りで失速してしまいました。復路での巻き返しでシード圏内に入れるか。
2区ベンジャミンの12人抜きで一時トップに立った日大ですが、ベンジャミン以外が振るわず、日体大とは14分余り、学連選抜とは約6分半離された15位で往路を終えました。復路もこの調子だと、再びレース途中での繰り上げスタートという屈辱を味わう羽目になるかもしれません。

そして、5区では18.3km地点で城西大学が、21.7km地点で中央大学がそれぞれ途中棄権となってしまいました。両者とも、途中棄権の瞬間がテレビで中継されませんでしたが、タスキを途切れさせてしまったランナーにとってはそのほうがよかったかもしれません。
中央大学は28回連続で獲得してきたシード権を失うことになり、箱根駅伝における連続記録がまた1つ途切れてしまいました・・・。

明日は8時ちょうどに往路優勝の日体大が復路をスタート、以下13位の中央学院大学まで、日体大と10分差以内で往路フィニッシュに着いたチームが時差スタートを、14位国学院大学以下の、日体大と10分以上差がついた5チームと往路で途中棄権して復路はオープン参加となる(復路でのタイムは参考記録となる)城西大学・中央大学の計7チームが8時10分に繰り上げ一斉スタートを行います。

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報知新聞の記事
スポーツナビの記事

7位以下は関東インカレの成績によって(1ポイントで10秒)タイムが減算されましたが、予選通過のボーダーラインである9位東農大と10位拓大のもともとのタイム差が大きかったため、予選会通過には影響しませんでした(8位法大と9位東農大が入れ替わったくらい)。
日大は2年ぶり、法大は3年ぶりの本選出場権獲得ですが、レベルの高い本選でのシード権獲得は難しいかもしれません。
一方、村澤明伸が欠場した東海大はボーダーラインの東農大から5分57秒もの差をつけられて12位に沈み、連続出場は40でストップしてしまいました。

なお、次回からは学連選抜の廃止とともにインカレポイントによるタイム減算もなくなるようで、これまでその恩恵を受けてきた大学にとっては予選会突破がこれまで以上に厳しくなりそうです。

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箱根駅伝特集ページ(スポーツナビ)
箱根駅伝特集ページ(YOMIURI ONLINE)

復路の話題でほとんどのマスコミが記事にしているものは
*東洋大学の復路新記録→総合新記録での完全優勝、4区~8区の5区間連続+10区の6区間で区間賞獲得
*明治大学の49年ぶりのトップ3入り、鎧坂は10区で区間4位
*8年ぶりの戸塚中継所での繰り上げスタート(東海大学・上武大学・日本体育大学の3チーム)、日本体育大学が初めてレース途中での繰り上げスタート
*鶴見中継所ではさらに関東学連選抜を含めた4チームが繰り上げスタート、神奈川大学はちょうど20分差でリレー成立
*中央大学が28年連続シード権獲得、予選会組からは城西大学・順天堂大学・山梨学院大学がシード権を獲得、東海大学・拓殖大学・日本体育大学はシード喪失し予選会へ
といったところ。

第89回箱根駅伝は2013年1月2日・3日に行われる予定です。5区山登りに君臨してきた柏原が抜ける東洋大学は連覇を達成できるのか、早大・駒大の逆襲はあるのか、そして最後かもしれない関東学連選抜の成績は?

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箱根駅伝特集ページ(スポーツナビ)
箱根駅伝特集ページ(YOMIURI ONLINE)

1区宇野はそれほど差のない4位、2区設楽啓太でトップに立ち、3区山本が2位との差を広げ、4区の1年生田口が区間賞の走りで2位との差を約2分に。そして5区の柏原が5区4年連続区間賞(しかも1時間16分39秒の区間新記録)。
東洋大学が100点といってもよいリレーで往路4連覇を達成しました(通算タイム5時間24分45秒は往路新記録)。
出雲選抜駅伝で柏原が1区区間6位に終わったもののほかのメンバーが奮起して初優勝しましたが、箱根でも柏原の前の4人がいい走りをして、初めて柏原をトップで小田原中継所から送り出すことができました。
全日本大学駅伝で区間賞を取り復調した柏原は、ターゲットがいなくてもほかの5区のランナーと次元の違う走りは相変わらず。有言実行の1時間16分台で芦ノ湖のゴールに到達しました。
3区まで前回と同じメンバーで往路の先行逃げ切りを図った早稲田大学は1区大迫が期待通りの走りをしたものの、2区平賀で東洋大学にかわされ、5区で明治大学・大江に競り勝った1年生山本が2位を死守したものの、1位東洋大学とは5分7秒差。
3位明治大学は鎧坂が補欠として残っており、4位駒澤大学も復路に強い選手を残していますが、いずれも東洋大学との5分以上の差を逆転するのは簡単ではなく、東洋大学が2年ぶりの総合優勝を果たす可能性は高いでしょう。
また、今回東洋大学から10分以内の差で芦ノ湖の往路ゴールに到達できたのは青山学院大学までの7チーム。8位東海大学から20位東京農業大学までの13チームは東洋大学が復路のスタートを切ってから10分後に一斉スタートとなります。シード圏内の順位まで一斉スタートに含まれることで、久しぶりに「見た目だけではわからないシード権争い」が繰り広げられることになります。
なお、東京農業大学の5区津野は日本テレビでの放送時間内に芦ノ湖の往路ゴールに到達できなかったものの、区間記録1時間46分49秒で完走、無事たすきをつなぐことができました。(日本テレビで放送できなかった分は「第2日本テレビ」の「第88回(2012年)箱根駅伝 往路5区 ダイジェスト」で見ることができます。※期間限定)

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<パシフィックリーグ クライマックスシリーズ ファイナルステージ第3戦>
福岡ソフトバンクホークス2x
埼玉西武ライオンズ1
(延長12回)
通算成績ホークス4勝(アドバンテージ1勝分含む)=ホークスが日本シリーズ進出

あとストライク1つ取れば、というところで打たれるのが今年の涌井らしいし、延長戦で勝ち越されて裏の攻撃で2アウト、2ストライクまで追い込まれても追いつけるのが今のホークスの強さか。
比較的競った試合にはなったけど、やはり3連勝(3連敗)で決まってしまうのは、いろんなところから集めた圧倒的な戦力で交流戦とレギュラーシーズンを制覇したホークスと、手薄で不調な投手陣を打線がカバーして何とか3位に滑り込んだライオンズの現状の実力差が如実に表れた結果だろう。
こういうことが続くとホークス以外の球団のファンは減ってしまうし、球団経営にも影響が出る。そうならないよう戦力差を縮めるために行っているのが新人選手選択会議(ドラフト会議)である。
最後に、ライオンズを蹴落として日本シリーズに進出したんだから、ホークスにはパ・リーグ代表として日本シリーズも制覇してもらいたい。

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上武大が初の1位通過 法政大学が2年連続10位…箱根駅伝予選会(スポーツ報知)
予選会全記録(YOMIURI ONLINE)

今回もレースタイム上位8校までは予選を通過しました(インカレポイントのアドバンテージにより総合7位:城西大学と8位:中央学院大学は入れ替わっている)。
レースタイム9位は専修大学でしたが、アドバンテージを3分以上持つ3校にかわされ、総合順位は12位。
3校のうち、総合9位に滑り込んだのは順天堂大学。3年ぶりの本選出場権を獲得しました。
総合10位は2年連続でわが母校・法政大学。前回と違い、9位との差はレースタイムで14秒、アドバンテージを加えた総合タイムでは29秒(1人当たり約3秒)とわずかなものでした。
そして、前回の本選10区で屈辱の繰り上げスタートとなってしまった日本大学は、個人成績で10位以内に3人入りながら後が続かず(100位以内はわずか4人)、9位との総合タイム差43秒の11位で予選落ち。本選連続出場は14回で途切れてしまいました。

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早大が箱根駅伝総合V…史上3校目の学生3冠(YOMIURI ONLINE)
総合記録(YOMIURI ONLINE) 復路記録(YOMIURI ONLINE)

東洋大学から27秒差の往路2位につけていた早稲田大学が6区で首位に立つと、そのままトップを譲らず18年ぶりの総合優勝を大会新記録(10時間59分51秒)で果たし、出雲駅伝・全日本大学駅伝と合わせて史上3校目の大学駅伝3冠を達成しました。
6区高野は途中氷で滑って転ぶアクシデントがあったものの59分を切る区間2位の快走で東洋大学をかわし、7区三田(区間2位)でリードを広げ、8区は区間3位、9区は区間2位で続き、アンカーのキャプテン中島も区間2位で締めました。主力2人を欠きながらこのような素晴らしい結果を出せたのは、選手層の厚さでは随一の早大だからこそでしょう。この瞬間を待ち続けた関係者のみなさま、おめでとうございます。
3連覇を狙った東洋大は8・9・10区で区間賞を取ったものの、7区までにつけられた差を詰め切れず2位。柏原は次が最後の箱根となりますが、区間新&V奪回で有終の美を飾れますでしょうか。
往路5位だった駒澤大学は6区千葉が区間記録を10年ぶりに更新して3位に浮上、7区以降は独走で3位のままゴール、監督が目標として挙げていた3位以内を達成しました。今回を経験したメンバーの大半が残る次回は間違いなく優勝候補として挙げられるでしょう。
東海大学が往路の勢いを持続して4位に入り4年ぶりのシード権獲得、2区で17人を抜いて区間賞の村澤が金栗杯(MVP)を受賞しました。
予選会トップ通過の拓殖大学は7位に入り13年ぶりのシード権獲得。アンカーによる最後のスプリント勝負に持ち込まれたボーダーライン上の8位~11位争いは、集団の先頭に立っていた國學院大學のアンカー寺田が中継車につられてコースを間違えるアクシデントがあったものの、日本体育大学・青山学院大学に続いて10位でゴールし、大学に初めてのシード権をもたらしました。一方、城西大学は3秒差の11位でシード権を失いました。
山梨学院大学・東京農業大学もシード権を失い、次回は予選会に回ることになりましたが、優勝経験校でさえも簡単に突破できないほどレベルの高い予選会から本選の場に戻ってくることはできるでしょうか。
往路2区終了時点では早大と13秒差だった日本大学は3区以降低迷し、復路の戸塚中継所(8区→9区)では待ち受ける9区の坂下が一時白地に黄色いストライプの繰り上げタスキをかけるというシーンもありました。ここでは残り47秒でタスキはつながりましたが、この時点で鶴見中継所(9区→10区)での繰り上げスタートは免れないだろうと思われた方は少なくないでしょう。芦ノ湖で関東学連選抜とともに繰り上げ一斉スタートになった上武大学がタスキリレーを成功させてから10秒後、アンカー寺田が坂下からタスキを受けることなく鶴見中継所をスタート。坂下が鶴見中継所の中継点に到達したのはそれから約3分後でした。日大には結局総合20位という屈辱的な結果が残りました。
最後に、わが母校は関東学連選抜から2人が出場しましたが、いずれも平凡な結果に終わったことを記しておきます。

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東洋大が往路3連覇、柏原力走…箱根駅伝5区(YOMIURI ONLINE)
総合記録(YOMIURI ONLINE) 往路記録(YOMIURI ONLINE)

東洋大学がまたしても5区柏原で首位に立ち、3年連続の往路優勝を達成しましたが、往路の通算タイムが従来の記録を1分以上更新する5分29秒50秒だったことから、4区までの選手が早大からそれほど離されずにつないできたことが新記録での往路優勝につながったのではないでしょうか。
一方で柏原は今シーズンの不調から完全には脱しておらず、チームの首位浮上という最低限の仕事はしたものの、前2回よりも悪いタイム(それでも区間2位に約2分の差をつけているが)で、2位早大とは27秒しか差をつけられませんでした。
惜しくも往路優勝を逃した早大ですが、東洋大学との差はわずか。3冠達成の可能性は十分にあります。
なお、2年前の85回記念大会は往路優勝の東洋大と2位早大が22秒差で復路に臨み、6区に早大が首位に立ったものの東洋大が8区に再逆転して初優勝を成し遂げましたが、今回はどうなるでしょうか。
1区で出遅れたものの2・3・5区で好成績を挙げた3位東海大学と4位明治大学も展開によっては優勝争いに絡んできそうです。東海大は近年、エースは孤軍奮闘するものの他が続かず、という結果が続いていましたが、今回は2区村澤が17人抜きを演じて区間賞を獲得すると、その勢いに乗ったか3区で2位浮上、5区で柏原に抜かれたものの3位でゴール。前述のとおり、柏原の成績が前2回ほどよくなかっただけに、往路終了時点では村澤が金栗杯(MVP)最有力と言えるでしょう。
シード権争いはボーダーラインとなる10位日本体育大学から18位中央学院大学まで3分1秒差、5位駒澤大学からシード圏外11位の東京農業大学まで3分13秒差と、例年以上の混戦になっています。
復路は明日(1月3日)8時ちょうどに往路優勝の東洋大がスタート、以下往路でのタイム差で時差スタートを行い、東洋大から10分以上の差がついた19位関東学連選抜と20位上武大学が8時10分に一斉スタートとなりますが、優勝チームが新記録を達成したのにそのチームから10分以上差をつけられたのがわずか2チームというのは、出場チーム全体のレベルの高さのあらわれでしょう。我が母校のようにインカレポイント頼みで予選通過しようとするのは難しいのかもしれませんね。

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うちはBS見られない環境だし、見られたとしても司会がTIM(と不定期で徳光和夫)じゃなぁ。
そういうのがいやなら金払ってグリーンチャンネル見ろということか。

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日本シリーズ第7戦(ナゴヤドーム)
M|200 130 100 001|8(延長12回)
D|312 000 001 000|7[千葉ロッテ4勝2敗1引き分け]
勝利投手:伊藤 敗戦投手:浅尾

前日の第6戦は日本シリーズ史上最長の5時間43分・延長15回の死闘の末規定により引き分け、
そしてこの日の第7戦も4時間56分・延長12回の長期戦になり、
2日連続で終電を逃した客もいたのではないかと思われますが、
それはさておき、試合は育成選手から支配下登録を勝ち取り、スタメンに名を連ねるまでになった
2年目の外野手・岡田幸文が12回表に打ったタイムリースリーベースが決勝点となり、
千葉ロッテが今シリーズ4勝目を挙げ、史上初、レギュラーシーズン3位から日本シリーズを制覇しました。

レギュラーシーズン最終盤の負けたらクライマックスシリーズ出場の可能性がなくなる状況から全試合勝利、
クライマックスシリーズ・ファーストステージ(対西武)では敗色濃厚な試合展開から追いついて勝ち越し、
ファイナルステージでも1勝3敗という負けたら敗退決定の状況から3連勝して日本シリーズに進出するなど、
驚異的な粘りで勝ち進んできましたがこの日の試合も4点ビハインドから追いつき、一旦勝ち越し、
9回に追いつかれてもその後と10回裏のサヨナラ負けのピンチをしのぎ、12回表の決勝打につなげました。

昨年はボビー・バレンタイン監督の解任問題でフロントやファンがごたごたしていましたが、
今年はそれを解消しての頂点到達となりました。おめでとうございます。

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箱根駅伝予選、拓大など9校が本大会へ(YOMIURI ONLINE)
名門・大東大、箱根走れず…予選会で落ちる(YOMIURI ONLINE)
拓大の勝因は名伯楽の指導にあり 元東洋大監督の川嶋氏が語る箱根駅伝予選会・総括(スポーツナビ)
予選会全記録(YOMIURI ONLINE)

今回はインカレポイントによるアドバンテージで順位が変わったのは7位と8位のみで、レースタイム上位9チームがそのまま本選出場となりました。

個人タイムでトップ10に2人入った拓殖大学がトップ通過、國學院大學が2位で予選通過しました。
続く帝京大学・中央学院大学・上武大学・東海大学もチームトップは個人10位以内に入っています。
日本大学はトップ10に2人入り、3人目も13位だったものの、その後がだいぶ空いてしまいレースタイム8位・アドバンテージにより総合7位での予選通過となりました。本選では苦戦するかもしれません。
前回連続出場が途切れてしまった神奈川大学がアドバンテージで逆転されたものの8位、そして最後の1枠は専修大学が獲得しました。

あと1歩で予選落ちとなったのはわが母校・法政大学。アドバンテージ3分を加えても総合タイムで1分49秒及びませんでした。
そして、大東文化大学が11位で予選落ちとなり、本選連続出場が43回でストップしてしまいました。前回順天堂大学が52回で途切れましたが、今回も長い連続出場記録が途切れてしまうこととなりました。その順天堂大学は13位で復活ならず。

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アパパネ、同着2冠=サンテミリオンとGI初-オークス(時事ドットコム)
GI史上初! アパパネとサンテミリオンが同着優勝=オークス(スポーツナビ)
アパパネとサンテG1初同着V/オークス(nikkansports.com)

2頭が直線で連れて上がってきたときには、8枠18番サンテミリオンのほうが8枠17番アパパネより少し前でしたが、残り100mくらいではアパパネが前に出ており、このまま差を広げるかと思いきやサンテミリオンも粘るどころか指し返しそうな勢い。結局両者が同時に決勝線に到達、JRAのGI史上初の1着同着となりました。
なお、表彰式も2頭分行われたため、勝利騎手インタビューは割愛され、最終12レース「東京クラウンプレミアム(カワカミプリンセスメモリアル)」の発走が10分遅れることとなりました。

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巨人の木村拓也コーチが死去(nikkansports.com)

今年コーチに就任したばかりで、志半ばどころか一分にも届く前にこのようなことに・・・。
さぞ無念だったことでしょう。
謹んでご冥福をお祈りします。

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